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酔った男の想定外(以下引用)
湖北省武漢市内のバスターミナルビルで1月21日、男性がエレベーターの扉外と建物側に設けた木の板の間に閉じ込められた。発見・救出は3日後だった。 「監禁していたのではないか」などと疑う家族に対してビルを管理するバス会社は記録映像を示して、「酔った男性が無理な操作をしたことが発端だった」など と説明した。中国新聞社が報じた。
バス会社の説明が遅れたことも、家族の疑いを増幅する原因になった。会社側によると、映像を記録するハードディスクはエレベーターの箱部分に取り付けら れており、エレベーター会社の技術員でなければ、操作できない。春節(旧正月)の連休でエレベーター会社がすぐに対応できなかったため、映像を示すのが遅 れたという。
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映像記録などによると、男性は1月21日午後9時56分にエレベーターを利用して6階から7階まで行った。7階で、居合わせたバス会社職員のひとりに、 ビル内の宿泊施設に泊まりたいといった。相当に酔っているのは明らかだったという。職員は「宿泊施設は4階にあります」と教えた。
男性はその後、複数台あるエレベーターに何度も出入りし、喫煙したり、無理に扉を開けたり、ボタンを何度も押したりした。男性は約3時間にわたり「エレベーターで遊んでいた」という。
男性は22日午前1時8分、1階でエレベーター1号機に乗り、5階のボタンを押した。動き出した直後に再び5階のボタンを押した。会社側説明によると、 エレベーターは同じ階のボタンを連続して押すと、最も近い階で停止するように設定している。エレベーターは2階で止まって扉が開いた。
2階では同エレベーターを使用しないことになっているので、ボタンを押しても止まらない「通過」の設定になっていたが、「緊急停止」のため扉が開いた。しかし、建物側の出入り口は木の板で全面的に封鎖されていた。
男性は、エレベーターの扉と木の板の間の狭い空間に入って、木の板を押したりしていた。そのうちに、背後でエレベーターの扉が閉まり男性は出られなく なった。その後、エレベーターは通常に動いていたので、男性の発見が遅れたとみられる。男性が救出されたのは3日後の1月24日だった。
エレベータ内のボタンについて「同一階を連続して押すと最寄りの階に停止」という設定にしたのは2007年だった。エレベーター内で緊急事態が発生した 場合、「利用者があわてて何度もボタンを押すだろう」と考え、「万一の事態を考えて、最も早くエレベーターの外にでられるように」との安全上の配慮だった という。
約5年間にわたり、問題は出なかった。通過するはずの2階でエレベーターが停止し、利用者が狭い空間に閉じ込められる「まさかの事態」は発生しなかったという。
管理会社は「エレベーターの設定を再度検討し、事故の再発を防止する」と説明した。